シアトルからカナダ、ビクトリアへ!船で入国

アメリカ

アメリカ国内旅行第15弾は西海岸北に位置する大都市、シアトルへ行ってきました!シアトルは治安が良く住みやすい街で有名で、スタバ発祥地であることやアマゾンなどの大企業の本社があることでも有名な都市です。シアトルだけでも楽しめるのですが、カナダとの国境近くの街なのでカナダへ入国してみることにしました!

シアトルからカナダへの入国経路

シアトルからカナダへの入国方法は私が調べた中では3種類ありました。

①レンタカーを借りるか自家用車→好きな街へ行ける(バンクーバーが行きやすい)

②アムトラックの電車またはバスを予約→バンクーバーへ

③フェリー→ビクトリアへ

こんな感じで、①の車を使うのが一番自由度が高いのですが、いつも車で移動しているので今回は②か③にしようと思いました。テレビ番組「世界の車窓から」が大好きな私たちとしては、いつかアムトラックの鉄道に乗ってみたい!ということでチケットをとろうとしたのですが、片道4時間かかるし、アムトラックのバスにしても3時間半くらいかかる…バスも電車も乗っている間あまり動けないし子どもには負担かも。ただ、料金は電車が大人1人当たり往復72ドル、バスが往復100ドルとなっているので安めです。電車は早朝か夕方以降に1本ずつだったので、時間が合わなければ便が多いバスを選ばないといけません。どちらにしても乗車時間が長いので日帰りはできなさそうです。ちょっと微妙だなーと思っていたらフェリーでもカナダへ行けると分かったので、調べてみました。

フェリーの場合は、シアトルからVictoria Clipperという船が出ています。片道2時間45分なのでバスよりも早く移動でき、朝行って同日夕方に帰ってくることが出来ます。バンクーバーから海を隔てた向う側の街、ビクトリアという街に行くことができます。バンクーバーのイメージはシアトルと似たような街のイメージでしたので、英国風の街並みが楽しめそうなビクトリアに心惹かれ、フェリーでカナダへ行ってくることに決めました!4人家族で往復470ドルかかったので少し高いですが、カナダの宿泊代がアメリカより高いので、それを加味するとアムトラックを利用したときとあまり変わらないですかね。フェリーはなぜか片道チケットの場合と往復チケットの場合であまり値段が変わらなかったので、片道でチケットを買うとかなり損な気がします。

今回は2泊3日の旅行で、中日をカナダDAYにしました。とりあえず1日目のシアトルから振り返ってみたいと思います。

===旅程1日目===

7:30 ナッシュビル空港からシアトル・タコマ空港へ(5時間の空旅)

10:30 空港に到着後、電車でダウンタウンへ(約40分)

11:30 pioneer square駅から徒歩5分ほどでトップポットドーナツへ

その後徒歩10分くらいでパイクプレイスマーケットへ

~パイクプレイスマーケット散策~

14:30 スタバ1号店

ホテルへ帰る

========

私の住んでいるところからシアトルまで5時間もかかるなんて驚きでした。対角線状にアメリカ横断しているようなものだからですね…。でも今回はLCCでなくデルタ航空だったので子どもたちも映画を楽しみながら余裕で5時間乗れました。

機内からの景色が綺麗!

空港からUber使うとめちゃ高くなるので、リンクライトレイルという電車(?)を利用しました。シアトルの空港から”Link→”という標識に従って歩いて乗り場まで行きます。

リンクライトレイルで空港からシアトルの街中へ

空港から標識に従って歩いて5分くらいかな?駐車場みたいなとこも抜けて、リンクの乗り場に着きました。

路線図はこんな感じになっていて、パイクプレイスマーケットはWestlake駅が一番近い。私たちはトップポットドーナツというお店に行きたかったので、Pioneer Square駅までの片道切符を買いました。

機械はこんな感じでとても分かりやすかったです。そばにいる駅員さん(?)が分からなかったら聞いてね、と声をかけてくれてとても親切。

やっぱり公共交通機関は安いですね。18歳以下の子どもは無料とのこと。チケットはこんな感じ。

読み込ませるゲートも何もなく、ただ買ってポケットに入れるだけで終了。めっちゃ簡単です。電車も割とすぐ来ました。曜日によるだろうけど、15分間隔くらいで運行している印象でした。

駅はこんな感じで、Northgate行きに乗ります。

40分くらい揺られているとダウンタウンに到着します。そんなに混まないし、いい感じの乗り物でした。

パイオニアスクエア駅に到着!駅の感じが日本とは全然違います。スケールの大きさがすごいです!

地下のホームから出てくると、こんな感じの街。治安の良い街!という先入観があったから余計そう思ったのかもしれませんが、なんか怖かったです。時々異臭もするし、暗い路地裏に煙草(?)を吸っている人や、ブランド店が並ぶ軒下にもホームレスの人がちらほら。電車内は普通に日本と同じような安心感があったのですが、人混みは違えど街中はNYの街とそう変わらないと感じました。

そんな中を子どもの手を引き足早に歩いていくと、トップポットドーナツに着きました。

TOP POT DOUGHNUTS

オバマ大統領をはじめ著名な方もここのドーナツがお好きなのだとか。シアトルでは人気のドーナツ屋さんのようで、数店舗ありました。真偽は定かでないですが私のiphoneのアップルマップでは何店舗か一時休業になっていたので、営業中の店舗を選んで行きました↓

私たちが立ち寄った店舗は大きな建物の2階にありました。

入口はこんな感じ

色んな種類のドーナツがあってとても美味しそう。店内もおしゃれでいい感じです。6コ買うと5コより安くなるよって言われたので6コ買いました。6コで15ドルくらい。ドーナツは結構大きいです!

直径10cmはありました。1つ食べておなかいっぱいです。私は長細いタイプのドーナツを食べましたが、それもとても美味しかったです。そしてここから歩いて10分くらいの場所にある、パイクプレイスマーケットへ向かいました。

パイクプレイスマーケット

おしゃれな壁画

パイクプレイスマーケットは海辺にあります。大勢の人で賑わっていました。私たちが行った日偶然、デモ隊がパイクプレイスマーケットの横の道路を通っていて、警官も多く、通りが塞がっている為かマーケットの中の通路がぎゅうぎゅうで…とにかく人が多くて歩くのが大変でした。ゆったりとは観光できなかったです。きっと普段はここまで混んでいないと思いますが…

正面すぐに有名な魚屋さんがあります。注文が入ると店員さんが魚を投げてくれるというパフォーマンスが有名で、私たちもたまたま通りがかりに見ることができました!

美味しそうな魚が並んでいます

正面入り口の魚屋さんのすぐ左を入っていくとある、アジアンフードのお店でチャーハンを買いました。朝からドーナツとかパンしか食べてなかったので、米が嬉しい♡エビチャーハンを買って屋外でいただきました。

結構モリモリ詰めてくれて17ドルくらい

とにかくこの日は人混みがすごくて…このお店以外は入りませんでした。それよりもこのマーケットのすぐ近くにあるスタバ1号店でお土産を入手しようと息巻いていたので、そちらにすぐ向かいました!

スターバックス1号店

スターバックスの1号店、ファーストプレイスはパイクスプレイスマーケットと目の鼻の先にあります。ここでしか手に入らない商品もあるということなので、日本にいる家族へのお土産にしようと立ち寄りました。早朝や閉店前は行列もあまりないと思うのですが、私が行ったのは14時頃だったので大行列になっていました。

何軒か先のカラトリー屋さんの前まで並んでいました。ざっと予想で1時間くらい並ぶかなという感じ。スタバの向かいが海沿いで、腰掛けたり机みたいに物が置けるような場所があり、そこで子どもたちが先ほどのチャーハンを食べながら待ち、大人1人が列に並ぶという方法で順番を待ちました。

店前では写真を撮りたい人が随時撮影している

子どもたちが食べ終わり列に戻ってきてしばらくすると我が家の順番が来ました。思ったより回転が早く、1時間はかかりませんでした。並んでみて良かったです。店内は狭く、陳列されている商品は見るだけで、レジで買いたい品物を注文すると店員さんが用意してくれます。

並んでいる商品は手に取って見るだけ

我が家が買ったのは、タンブラー3種とピンバッジ。タンブラーは大きいサイズのものがそれぞれ22.5ドル、小さいサイズ(黒)が20ドル。ピンバッジが5コ入りで25ドル。ピンバッジはちょっと高かった…よく値段を確認してなかった…;;この茶色いスタバのマークが創業当初のマークなんだとか。色も落ち着いていて、おしゃれですよね。

大きいサイズのタンブラー それぞれ22.5ドル 白はラメが入っている
よく見えないけど黒タンブラーにはスタバの店の柄が入っている 20ドル  5個入りピンバッジ 25ドル

ちなみに、ファーストプレイスのマークが入った茶色い水筒は、シアトルでなくても近所のスタバでも売っていたので買いませんでした。どこでも手に入りそうな気がします。タンブラーなどその他の商品は近所では見つけられなかったなぁ…。Amazonでもこれらの商品が販売されていたのですが、私が調べた時は2倍の値段で販売されていました。限定品と言えど、今やお金を積めば手に入る時代なんでしょうか…とにかく無事1号店で購入することが出来て大満足です。

本来のコーヒーについてですが、パイクスプレイス限定のコーヒー豆も売っています。私はそのコーヒーを1杯注文し、テイクアウトしました。ざっぱーなので違いはよく分からないですが、美味しくいただきました♡

そしてこのパイクスプレイスの中にもう1か所観光場所があります。ガムが壁に貼り付けられまくっている路地です。不思議で汚いところですが、せっかくなので行ってみました。

パイクプレイスマーケット正面の入口すぐそばにある階段を下りると、すぐにこの路地に着きます。ガムの甘い匂いが漂っています。

近くで見るとちょっと…集合体を見るのが苦手な方はやめた方がいいです。我が家の子どもたちも絶叫しておりました。ホテルへ帰る途中、パイクスプレイスマーケットのすぐ近くでギフトショップに立ち寄りました。Simply Seattleというお店で、おしゃれなバッグやポーチがたくさん並んでいて可愛かったです。ぜひぜひ立ち寄ってみてください。

私が買ったポーチ22ドル。 柄が選り取り見取りでめちゃ可愛い♡

===旅程2日目===

6:50 ホテル出発(徒歩で港へ)

7:20 ピア69に到着、乗船

8:00 出航

11:00 ビクトリア(カナダ)到着

~ビクトリア散策~

15:50 港にて乗船手続き

17:00 出航

19:50 シアトル到着

20:30 ポケを買う(晩御飯)

ホテルに帰る

======

2日目は朝からVictoria Clipperというフェリーに乗る予定だったので、さくっと朝食を済ませてホテルを出発しました。港はホテルから徒歩30分のところだったので歩きましたが、やはり早朝でも少し怖いので危険が少なそうな道を選んで通りました。(先の通りの様子を見ながら、怖かったら横断歩道を渡って向かいの通りを歩くなど)

フェリーでカナダへ入国!

乗り方は飛行機とあまり変わりません。事前にFRS Clipper公式サイトで予約して、オンラインチェックインができるようになったらメールが来るので事前にオンラインチェックインしておきました。モバイルチケットで携帯に保存しておけばOK。あとはパスポートを忘れずに。アメリカのビザがある人はチケットとパスポートだけで大丈夫。(ビザがない人はアメリカに帰ってくるときESTAの申請が必要になるかもしれないので要確認です)

あまり乗船する人は多くなく、手続きも簡単でスムーズに進みすぐ船に乗れました。船はフェリーと言っても日本のような大きなフェリーではなく、大きめの高速艇っていうイメージでした。

座席は狭くはないです。売店などもあり、トイレも綺麗だし快適でした。

食べ物や飲み物も持ち込めました。ちょっと暇だったので、UNOとか持ってきたら家族で遊べてよかったなぁと思いました。到着する少し前に税関書類を船員さんに渡されました。

全部大文字のアルファべットで書きます

遂にビクトリアに到着!順番に降りて入国審査をうけます。帰りも同じ場所から出航です。

州議事堂、立派な建物です
馬車にも乗れます

街並みが綺麗で、散策が楽しい街でした。お土産屋さんがたくさん並んでいて、どれもおしゃれで可愛いんです。私はビクトリアの街が一番今回の旅行で好きでした。

鹿のフンならぬ北米動物のフン…笑

このエプロンがめっちゃ可愛かったです。色々買いたくなってしまいます。

Park’s Kitchen (ビクトリアの韓国焼肉店)・Marble Slab Creamery(アイスクリーム屋)

昼ご飯は韓国・日本料理屋さんに入りました。少し遅い時間になると結構並んでてびっくり!

スパイシーラーメン、お好み焼き、プルコギチャーハン

美味しかったです。この近くにあるショッピングモールの中のアイスショップでシェイクもいただきました。8ドルくらいするのでちょっと贅沢してしまった気分です。

近くにチャイナタウンがあるので行ってみました。ちょうど中国のお正月を祝っていたのかな?獅子舞みたいなのが歩いていました。

人通りも多かったです。チャイナタウンの中に、有名な小道があるとのことで行ってみました。

狭い道の両脇にお店が並んでいて、なんだか千と千尋の神隠しの世界に入ったみたい。短い小道でしたが、面白かったです。歩ける範囲で観光して港に向かいます。シアトルに比べて街が綺麗で清潔感があり、安心して観光できました。落ち着いた雰囲気が好きでした。

5時出航で4時乗船開始だったので3:50には列に並びました。その後続々と人が増えあっという間に行列に。気持ち早めに来といて正解でした。

帰りはほぼ満席なくらい人が乗っていました。さようならビクトリア~!!

予定通り夜7:45にシアトルの港に到着したけれど、人数が多いせいか入国審査に少し時間がかかりました。夜8時を過ぎてからシアトルの街を歩くのは本当に怖かったです。路上に排泄している人もいたし、夜歩くのは絶対おすすめしません。すぐUber呼びたかったのですが、おなかがすいていたので夜9時まで営業しているポケ丼の店まで早歩きで歩きました。

FOB Poke Bar (ポケ丼の店・シアトル)

値段は1つ14ドルくらいだったと思います。箸が置いてあったのでテイクアウトしてホテルまで持って帰りました。ポケソースを混ぜてくれてたけど、ちょっと味つけが薄めだったので醤油も持って帰れば最高でした。このお店から出たらもう歩くのはやめようと思って、あと少しのホテルまでの道のりをUberで帰りました。ケチな私がUber呼んだくらい、子連れで歩くのは本当に怖かったんです。

===旅程3日目===

9:00 ホテル出発、徒歩でWestlake駅へ

~モノレールに乗り5分~

9:30 スペースニードル到着、屋外の遊具で遊ぶ

10:00 シアトル子ども博物館

14:00 ホテルへ帰り歩いて10分のスターバックスリザーブへ

15:00 チェックアウトして空港へ(リンクライトレイル)

17:40 飛行機でシアトル出発(約5時間のフライト)

23:57 ナッシュビル到着 車で帰宅

=======

パイクスプレイスマーケット最寄りのWestlake駅には、地下にはリンクライトレイルが、3階にはモノレールが通っている便利な駅です。今日はこの駅からモノレールに乗って5分のスペースニードルに向かいます。駅の外にこんな看板があるのでここから3階まで階段を上りました。

駅はこんな感じで近代的。チケットがゲートの前の機械で買えます。またも駅員さんが親切に声をかけてくれました。チケット購入は案内通りに押せば簡単にできました。往復で大人1人7ドル、子どもは6歳以上が3.5ドルだったと思います。チケットの右下にあるQRコードをゲートにかざして入ります。

チケットを購入する機械
モノレール

このモノレール、距離は短くてスペースニードルが終点になっていて、すぐに着きます。駅から出るとすぐにスペースニードルが見えます。上までのぼることが出来るようですが、そこまで景色に興味がなかったので記念撮影してスルー。

これがスペースニードル。お皿がのっているみたい。

これまたすぐ近くに、子どもの遊び場があります。ここでしばらく遊びました。結構楽しげです。こういう遊具があると子どもの欲求が満たされて助かります。

遊び場のすぐ隣に不思議な形の建物が。入ってみると、ポップアート系のイベントやってました。(最初はこれが子ども博物館だと思っていて…入ったら全然違った笑)この日は我が家は子どもたちの為の日なので、大好きな子ども博物館に行きます。9時から10時はメンバーオンリーの時間なので、10時になってから入りました。場所は駅から出てすぐの建物の、1階部分でした。

シアトル子ども博物館 Seattle Children’s Museum

子ども博物館らしくない建物なので分かりにくかった

料金は大人も子どもも14ドルで比較的安め。1フロアしかないからだと思います。年齢層は幼児の子が多い印象でした。小さい子向けエリア以外は、主にお店屋さんになりきるコーナーでした。病院や消防署、郵便局、スーパー、劇場、動物病院などがありました。特にスーパーは人気で我が子も何回か買い物してました。

そんなに大きくない子ども博物館でしたが、職業になりきるコーナーが子どもにはとても魅力的なようで、何度も繰り返し楽しんでいました。3~4時間くらいで十分満喫できました。またモノレールに乗ってホテルへ戻ります。子ども博物館の建物の2階に上がったら、モノレールの駅と直結していました。朝は全然気が付かなかった!

スターバックス リザーブ STARBUCKS RESERVE SEATTLE ROASTERY

ホテルへ帰り、歩いて10分のところに世界中に数店舗しかないスターバックスリザーブがあったので、歩いて行ってみました。正直1号店に行ったので満足していたのですが、折角近いので覗いてみました。日本だと、東京にあるみたいです。

中は結構広く、お客さんは満員入っていて、レジには短めの行列ができていました。グッズがどれもおしゃれで素敵でした。

奥にはコーヒー豆の樽?みたいなのが並んでいて、工場みたいな雰囲気。

ベーカリーも兼ねているようで、美味しそうなパンがたくさん並んでいました。

とにかくおしゃれな雰囲気でした。コーヒー飲むには混みすぎてるかな?っていう感じもしますけど、こんなおしゃれな空間でいただけるのもまた良いですね。

というわけで、こんな感じで今回のシアトル・ビクトリア旅行を終えました。深夜にナッシュビルへ帰ってきたので家族全員ヘトヘト。家まで頑張って運転したけど、それが凶と出たのか私は明け方インフルエンザを発症しました。どこでもらったのやら。旅行の予定は無理なく立てましょう!笑

タイトルとURLをコピーしました