アラバマ州からワシントンDCへ 5泊6日のロードトリップ

アメリカ

国内旅行第13弾、アメリカへ引っ越してきて約1年、遂に首都のワシントンDCへ行ってきました!

私の住んでいるアラバマ州からワシントンDCまで車で約11時間かかります。今回は途中で1泊したりしているので良かったのですが、道中何か所も渋滞していて合計で13時間ほどかかりました。

===旅程1日目===

7:00 出発

19:00 シャーロッツビル(バージニア州)ホテル到着

===旅程2日目===

10:00 バージニア大学

11:30 モンティチェロ 

15:00 モンティチェロ出発

17:00 ハリソンバーグ(バージニア州)ホテル到着

===旅程3日目===

10:00 リュレーキャバーン

13:30 リュレーキャバーンズ出発

15:30 ワシントンDC ホテル到着

16:00 徒歩でホワイトハウスを観光

===旅程4日目===

10:00 国立自然史博物館

12:00 国立航空宇宙博物館

14:30 アメリカ合衆国議会議事堂

15:30 リンカーン・メモリアル

16:00 ワシントンモニュメント

===旅程5日目===

9:30 国立子ども博物館

14:00 ワシントン出発

19:00 グリーンズボロ(ノースカロライナ州)ホテル到着

===旅程6日目===

9:00 Carolina’s Diner(グリーンズボロのダイナー)で朝食

10:00 グリーンズボロ出発

17:00 自宅到着

==========

まずはバージニア州に立ち寄って観光した場所を振り返りたいと思います。

バージニア大学 The Rotunda

バージニア大学は、第3代大統領のトーマス・ジェファーソンの設計で建てられている、美しい建築が見られる大学です。トーマス・ジェファーソンは発明家でもあり建築家でもあったそうです。バージニア大学のブックストアの下にCentral Grounds Garageというビジターパーキングがあるので、そちらに車を停めました。駐車場代はアプリで支払いができます。

パーキングから少し東に歩いていくと、The Rotundaという美しい円形の建物があります。

庭園側から見たThe Rotunda

トーマス・ジェファーソンの設計で、観光客がちらほら写真を撮っていました。建物内に入って見学もできます。

トーマス・ジェファーソンの像

もともとは図書館として使用されていたようですが、今は学生が勉強に使ったり、観光客向けに建物の紹介などが展示されていました。The Rotundaの前に広がる庭園から見る姿は紅葉も相まって美しかったです。

キャンパスマップより引用

大学内はとっても広いので他にも見どころがあるかもしれませんが、私たちはこの建物付近だけ散策しました。駐車場の上のブックストアに寄りたかったのですが、訪れた日がサンクスギビングだったのでクローズしていました…、残念。

続いて大学から車で15分ほどのところにある、トーマス・ジェファーソンの家であるモンティチェロに向かいます。

モンティチェロ

モンティチェロは、小高い丘の上にあります。そこからバージニア大学が望めるように建てたそうです。自分の設計した建築が見えるように建てたんですね。

駐車場の近くがビジターセンターになっていて、そこでチケットやお土産を買えます。小さなミュージアムもありました。このビジターセンターの奥に子どもが少し遊べる小屋がありました。

中では絵本コーナーや、化石発掘的な砂のボックス、スタンプを押す機械など、子どもが少し遊べる場所でした。奥まったところにあるからか他に来る人はいなくて、ガラガラでした。笑

ビジターセンターから歩いて10~20分くらい上のところにトーマス・ジェファーソンの家があります。シャトルバスも随時運行していて一瞬で着きますし、歩いて往復できるトレイルもあって、その途中にトーマス・ジェファーソンのお墓があります。

私たちは前日にオンラインでチケットを購入しておきました。ツアーが何種類かあり、私たちは一番人気そうなハイライトツアーに参加しました。予約時間に建物前へ行き、建物内をガイドさんが案内してくれるツアーです。(約1時間)勿論英語なので、子どもたちはつまらなさそうでした…セルフガイドツアーもあったのでそちらにしたかったのですが、事前予約では午後3時頃のチケットしかなくスケジュールが合わなかった為あきらめました。

建物内は当時の暮らしが伝わる内装になっていて、ジェファーソンが使っていたであろう設計に使う道具や発明品なども置かれていました。建物横の庭では、決まった時間にジェファーソンに扮した役者さんが出てきて、演説を行ったりしていました。英語がよく分かれば聞くのも面白いと思います。

建物内外は思ったより広い。お土産屋や小さなカフェもありました。

そんな感じで一通り見て、子どもたちは憧れの羽根ペンを買っていました。2~3ドルくらいだったのでお求めやすい価格。家に帰って墨汁で書いていました(笑)

そうそう、モンティチェロと言えばアメリカの硬貨5セントの絵柄になっています。

リュレーキャバーンズ

ワシントンDCより2時間ほど手前に大きな洞窟があります。今まで何か所か洞窟は行ってきましたが、ここは鍾乳石もかなり多く、規模が大きかったです。そして何より、ツアーガイドさんと一緒に歩くのではなく自分たちのペースで洞窟内を順路に沿って進めたので、お客さんも一カ所に集中していない為写真が撮りやすかったです。

それにこの洞窟の特徴の一つは、洞窟内にオルガンがあること。5分間隔くらいでそばにいる係員さんがオルガンを演奏してくれるようです。私たちが行った日はオルガンの調子が悪かったらしく、音響でオルガンの音を流してくれていました。面白いですね。

この洞窟の入場料に、車の博物館、おもちゃの展示などを見る料金も含まれていました。見るだけなので、子どもたちもそんなに興味をもっていませんでしたが、車の展示は馬車などの昔のかっこいい車が展示されているので割と面白そうでした。

おもちゃの展示 結構古い
昔の車が見れて面白い
この地域の博物館

さらに遊びたい人は、追加料金でガーデン迷路とロープアドベンチャーで遊べます。それぞれ別料金なので、うちはガーデン迷路だけ追加料金払って入りました。4つのキーワードを迷路内で探して、ゴールまで行くものでした。結構入り組んでいて、なかなかキーワードが見つからなかったりして楽しかったです。

この後2時間かけてワシントンDCへ向かいました。アーリントン墓地で衛兵の交代式を見ようと思ったのですが、入り口が封鎖されていて入れなかったので諦めました。サンクスギビングだったから閉まっていたのかな??と思ったり。もしかしたら駐車場の場所が違ったのかもしれません。一応付近を走っていて白い墓石が並ぶ様子が見られました。

ワシントンDCは中心部に美術館や博物館、ホワイトハウスやリンカーンメモリアルなど、有名な観光場所がかたまっています。これらを徒歩で観光できるように、その近辺のホテルに泊まり車はバレーパーキングに預けました。

ホワイトハウス

まずはホワイトハウス!ホテルから歩いて向かいました。たくさんの観光客で前面道路は賑わっていました。もちろん、警察官が配備されていますが、あまり物々しさはありませんでした。みんな柵の外から写真を撮っています。(普通は中に入れないと思います)

ホワイトハウスの東側にビジターセンターがあるようです。16時までなので私たちは間に合いませんでしたが、素敵なお土産が買えるかもしれませんね。

国立自然史博物館

翌日朝イチでこちらへ向かいました。10時開館で、9:40頃から入場の列ができていました。無料で予約も不要なのが有難い!たくさんの人で賑わっていました。広いので、私たちは主に恐竜の展示、宝石の展示を見て11:30には博物館を出ました。

うちの子どもたちはあまり興味をそそられなかったようで…でも展示は私たち大人にとっても面白い内容でした。

国立航空宇宙博物館

自然史博物館の斜め向かい(公園を横切って)くらいにあるのが航空宇宙博物館です。こちらは事前予約が必要だったので2週間前くらいにオンラインで予約しておきました。入場料は無料です。

館内に航空機が展示されていて、迫力があって良かったです。子どもたちも自然史博物館よりこちらの方が面白かったそう。見る場所も広すぎないので、それが逆に良かったと思います。お土産屋さんも広く充実していて、見るのが楽しかったです。

航空宇宙博物館を出て5~10分歩くと、アメリカ合衆国議会議事堂が見えてきます。

アメリカ合衆国議会議事堂

こちらは中の見学が出来るみたいなんですが、事前にツアーの予約が必要でした。2週間前にホームページを見た時は既に予約いっぱいで、外から見るだけになりました。素敵な建物ですね!このすぐ近くをサーキュレーターバスが走っているので、徒歩が疲れた私たちはバス移動することに。サーキュレーターバスはこのワシントンの中心地をコンパクトにまわってくれるので観光に便利なバスです。ただ、サンクスギビング休暇のひどい渋滞で、乗ったは良いものの通常10分くらいのところが1時間くらいかかった気がします。バス代は1ドルまたは無料とのうわさ…よく分からないですが私たちが乗った時は無料でした。

バスに揺られて…やっとリンカーン記念館に着きました!

リンカーン記念館

家族全員今回のワシントンで一番印象に残った場所です。事前に映画『ナイトミュージアム2』を観ていたからなのか、偉大な大統領だと本で読んだからなのか、子どももリンカーン大統領の像を見れたことが心に残ったそう。

建物自体が大きいので、像が思ったより小さく感じました。でもこの広い空間に1人鎮座する様子が荘厳さを醸し出しています。建物内の右隅に小さなお店があり、少しお土産を売っています。小さな部屋なのでお客さんでぎゅうぎゅうといった感じでしたが、ここで初めて見たワッペンがとても可愛かったので私も買い物しました。

リンカーン記念堂を出るとワシントンモニュメントが遠くに見えます。映画『フォレスト・ガンプ』で有名なシーンだったかな。ここをずっとワシントンモニュメントまで歩いて帰ります。

ワシントンモニュメント

朝からずっと歩きっぱなしで、ワシントンモニュメントに着くのは夕方16時頃。青い空に真っ直ぐ伸びる風景も良いですが、夕焼けに染まりつつあるワシントンモニュメントも素敵でした。とっても疲れたけどホテルまであともうちょっと頑張って歩きます。ちなみに、ワシントンモニュメントはオンライン予約で中を上れるそう。当日券も朝イチで並べばゲットできるみたいですが、朝7時前から並ばないと休暇中は混んで難しそうなのでやめました。

この日移動した順路はこんな感じ。ほんと疲れた・・・レンタサイクルがあるみたいなので、その方が楽ですね!

↑Google Mapより引用

国立こども博物館

翌日は朝9:30から国立子ども博物館が開館しているので行ってみました。子どもにとってはやっぱりエンターテイメント要素も必要です。場所も自然史博物館などと近い場所にあるので、ホテルから歩いて行けました。まち中のミュージアムなので屋外設備はありませんし、遊ぶフロアも主に1フロアで広くないですが、面白い設備が色々あったので良かったと思います。

2フロアにわたるプレイジム的なもの

大画面で映像の中に自分が入って遊ぶもの(最近よく新しいイオンとかにある画面の大きい版)や、空気の強さを調節してバスケットゴールにボールを入れる遊び、木の車でカーレースできる設備などが他の子ども博物館と比べて新鮮で面白かったです。設備はどれも綺麗で新しめでした。

ワシントン マリオット アット メトロセンター

このホテルが今回宿泊した大満足のホテルです。観光施設が多くあるエリアまで徒歩10分くらいの立地の良さに、従業員の方も親切丁寧で、マリオットの上級ステータス会員が使えるラウンジの料理のクオリティがめちゃ高くてびっくりしました。

ラウンジの様子

そのせいか朝食・夕食の時間はラウンジはかなり混んでいたのですが、料理がおいしいし、サラダなどが新鮮でほんとに良かったです。なかなかアメリカのホテルでサラダ系の野菜を食べる機会がないので、嬉しかったです。

料理が並べられている様子
1日目と2日目の夕食の様子
朝食の様子

Carolina’s Diner in グリーンズボロ

調べたら4店舗くらいありました。グリーンズボロで泊まったフォーポインツのホテルが、急に朝食なしになってしまったので近くのダイナーを調べてここに行きました。店内は活気があって雰囲気も良く、料理も美味しかったです。

白いとろっとしたやつはオートミールなのかな?味のないお粥みたい

まとめ

今回の旅行は長距離移動が多く、日が暮れてからホテルにチェックインすることが多かったので、ミニ炊飯器変圧器お米を車に積んでおいて正解でした!スーパーに寄るのも面倒なので、ホテルに着いてお米を早炊きし、紙皿にとりわけ持参したふりかけをかけて晩御飯にいただくことも多かったです。便利でとても良かったです!あとはミカンなども持参していたので、組み合わせは変ですがご飯だけよりビタミン補給できて良かったと思います。車だと色々積んで旅行に行けるので良いですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました