アメリカでのバースデイ*クラスのお友達にギフトを配る

生活

アメリカでは大人も子どもも誕生日をお祝いする習慣があるようです。大人の場合、職場で同僚の誕生日にみんなでドーナツ食べたりとか、机をデコレーションしたりとかするそう。子どもはと言うと、友達をたくさん呼んでホームパーティーしたり、トランポリンパークのような娯楽施設でバースデイパーティーしたり、とにかく規模が大きく一大イベントって感じです。皆がみんなそうしているわけではないのですが、プリスクールだとパーティーのお誘いもよくもらいました。バースデイパーティー以外にも、クラスのお友達みんなに保護者がカップケーキなどを持ってくる習慣もあるみたいです。日本では誕生日を迎えた本人が何かもらうのが一般的ですが、アメリカではそのお友達とお菓子やケーキをシェアする為に誕生日の子どもの保護者がクラスに持ってくるのだそう。

ただ、コロナがあったことや最近はアレルギーの心配を加味して、食べ物のシェアは我が子の小学校では許可されていません。牛乳アレルギーの子どもがクラスにいない場合は、食堂のアイスクリームをみんなに買ってあげることは出来るのだそう。うちの子どものクラスでもよく、誕生日の子の保護者の方にアイスクリームを買っていただいたということで、昼食の際にアイスクリームをもらったと時々教えてくれます。

うちの子の場合は誕生日が冬なので、アイスクリームを買うのはやめました。たぶん、アメリカの子どもたちは冬でも喜んでアイスクリームを食べてくれる子が多いと思うのですが、我が子が冬はあまり欲しがらないし、昼食時間にランチもアイスも食べきれなくて勿体ないので、別のものを用意することにしました。

文房具をラッピングして、それを我が子にクラスのお友達みんなへ配ってもらうことにしました。日本から渡米する際に、ダイソーでラッピング用の透明の袋と消しゴムや鉛筆を買っておいたので、それを組み合わせてプレゼント。アメリカのAmazonでもミニメモパッドやスティッキーノート(付箋)を買い足して、それも一緒に入れました。

こんな感じで、日本感を出した方が面白いかなーと思い、折り紙を折って入れました。(男の子用には手裏剣、女の子用にはクローバーやドレス)後ろの台紙は、アメリカのスーパーで画用紙を買いました。白い画用紙は自宅で麻の葉柄をプリント。薄めの画用紙なら問題なくプリントできて良かったです。黄緑色の台紙は分厚すぎて印刷できなかったので、自宅にあったレース生地などを切って糊付けしました。和柄がプリントできなくて残念だけどこれはこれで良いかな。

アメリカの女の子たちは小学生でもキティちゃんとかすごく好きな子もいるし、サンリオ系の可愛い消しゴムが女の子に好評でした。ダイソーで2つで110円で売ってるのでコスパも良い!買って良かったです。他の方から聞いた話だと、寿司とかけん玉とか日本ならではの形をした消しゴムも好評らしいので、次日本に帰った時はそれを買ってみようと思います!

男の子は手裏剣に興味津々だったそう。忍者は海外でも有名なので男の子は好きかもしれないですね。「Ninja Star」って手裏剣のことを呼んでいたそう。なるほどな英訳です。

1クラス何人?

ちなみに、アメリカでの1クラスって何人なんだろう??ってよく分からずに日本から適当な数買ってきたのですが、我が子のクラスでは今のところキンダー(年長)クラスが15人、1年生が18人、2年生が21人となっています。学年が上がると少しずつ1クラスの人数が増えるのかな?日本の一般的な幼稚園や小学校よりは人数がずっと少ないですね!これがひとりひとりに合わせた教育をやりやすくしてる一因かなと思います。日本の公立の小学校では、多いところでは40人近くのクラスもありますから、その差は歴然です。

アメリカの現地校での勉強(公立小学校の場合)

私の子どもが行っている小学校では先生が教える授業時間もありますが、ChromeBookをひとりひとり1台持ち、学習ソフトみたいなものを使って個人個人の進度で算数と英語(国語)の勉強をしています。RPGゲームみたいな要素があるものもあり、先に進みたかったり自分のマスコットを強くしたければ問題を解かないといけない、など子どもが取り組みやすい形になっています。実際、先生の説明ではなく、そのソフトの中で出てくる説明や問題などを繰り返して分かるようになることもあります。

また学校によって違いがあるでしょうが、私たちが住む地域では、我が家のように英語が全く分からずに転入する場合、EL(English Learning)の授業を毎日30分ほど受けることになります。自分のクラスで授業を受けている時にELの先生に呼ばれて少しの間クラスを離れてELに向かいます。また、主に小2の時にギフテッドの認定を受けてパスすると、小3でギフテッドの授業に参加することができます。また、発音がうまくできない生徒は発音の練習の為に、また違うクラスに行く時間があるようです。とにかく何が言いたいかというと、追加で必要な学習援助や特別な学習が必要な場合、生徒にある程度合わせてそれらの追加学習が組まれているということなのです。(勿論、学校や地域によってある程度差はあると思いますが)それは日本の公教育と大きく異なる点だと思います。どちらが良いとは一概には言えないですが、個人的には多様な社会の形成に対応できる教育になっていってほしいと思います。

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